女性鍼灸師　日々の想い

おとといの日曜日、静岡青色申告会主催
の青空マルシェにお灸体験ブースで出店しました。

当日は晴天で少し風がありましたが、駒形地区のおばあちゃん達
を中心に若い女性にもお灸を体験していただき、とても盛況でした。
周りはパン屋さんや地元の野菜、ベーグルのおみせ、花屋さんなど
いろんなお店が出店していて楽しかったです。
卵のお店で買った生卵で卵かけご飯を食べたらとても美味しかった。

１４時に終わりましたが、終了時間まで皆さん来ていただき、とても
嬉しかったです。
来年は早めに告知しますので来てください。
  

今日１０月１４日放送した「ためしてガッテン」、今回のテーマは頭痛。内容は痛みのない時も頭痛の予防薬を毎日服薬することで予防できるとのことでした。その他予防するには頭痛体操やハリ治療、頭痛日記を書くことが有効だと言っていました。
頭痛は日常の臨床で出会う頻度の多い症状で、女性に大変多いです。生理前後にある人も結構います。そして頭痛はハリが良く効く疾患の一つでもあります。当院にも頭痛の患者さんが多いです。
テレビでは週２回で１、２か月すると効果がでてくると言っていました。
週１回でも継続していると効果がありますので、是非試してみてください。

  

先日、患者さんから聞いた話ですが、パンツをトランクスに変えたら
ご主人の精子の状態が良くなったとのこと。パンツをトランクスに変えて妊娠した友人に勧められたそうです。
膝の上でパソコンをすると温まってしまうので良くないと、何かに書いてありましたが確かにトランクスは涼しげでいいかも。
でも皆さんにオススメすると、ご主人がトランクスは嫌いだと言ってはかないという人が意外と多かったです。
中にはご主人がはかないから自分がはいていると言う人もいて笑えました。うーん難しいですね、個人の好みがありますから。でもパンツ代くらいで効果があるのなら１回試してみるのもいいのではと思いました。
  

昨日１０月８日（木）に不妊治療のお灸教室を開きました。
２名様のご参加を頂き、いろんなお灸を楽しみました。
また大黒屋さんのお菓子と体の温まる漢方茶（紅茶にジンジャーとシナモン入り）も好評でした。
お灸はせんねん灸さんの香りのついたお灸やストレス解消のお灸に関心が集まりました。
お灸は毎日やろうと思っても忘れたり、忙しくってできなかったりします。でもそれでも良いので是非続けてください。
そのうち体が変わってきたのを実感できると思います。
２名の参加者の方お忙しい中、有難うございました。
今回参加できなかった方はまた１２月に予定していますので、その時には是非ご参加下さい。  

自分が具合悪い時はどうするのですか？という質問を受けることがあります。答えは自分で鍼灸をします。または家族にここマッサージしてと指示しやってもらいます。
しかし今回は自分で手が届くところではなかった為、知人の鍼灸師さんに施術してもらいました。
久しぶりに患者さんの立場になり、「押し手」のなんと気持ちの良いこと。「押し手」とはハリを持つ手の反対の手のことで、患者さんの体の上に置いてハリを刺入させる時、持つ手と共同作業で刺入します。
でもこの押し手が非常に重要であることは、昔から言われていたし、自分自身も臨床を行っていく中でハリを持つ手より重要であることは分かっているつもりでした。でも、患者さんの立場になったら、別の意味で重要だと分かるようになりました。
温かな気持ちの良い手で触れられると、それだけで癒されます。
最近は腰痛でも脳の関与が言われています。
鍼灸師の技術が優れていることは前提ですが、その技を使う鍼灸師の人柄がつくる世界が患者さんと合うと、「治る」というスイッチが押せるのではとこの頃考えています。
久しぶりの患者体験でいろいろ考えた１日でした。